江戸の粋な船遊び・天ぷら船はいかがですか！

東京湾奥の釣り船を扱っている船宿には、天ぷら船というシステムがあります。
仕立船（貸し切り）でシロギスなど釣りを楽しみ、お昼ご飯に船上で、江戸屋形船の料理で知られる、江戸前天ぷらを船長が揚げてくれるというものです。わたくしども釣り船・小林は、この天ぷら船が得意です。
船の形状も昼食をとりやすいよう、操舵室が後方で前方に広いスペースが広がり、その中央にはテーブル状の長いフラット面になっています。昭和期までは気候の良い春～秋によく見られたシステムで、屋形船と並んで船遊びのポピュラーなものでしたが、最近はこの手の船が少なくなっているので、必然的に予約するグループも減っているようです。
釣りをする時は海側を向いてサオを出し、昼食時はクルりと向き直ってテーブル向きに座り、みんなでおいしい天ぷらを賞味しつつ、飲料や御飯、お味噌汁でワイワイ楽しみます。なお、天ぷら船の決まりでお客様が釣った魚は天ぷらに出来ません。その代り、エビを始めメゴチ、アナゴなど、そのときの釣魚よりおいしいタネを多種類、お出しするので、魅力的でございます。
ピクニックのようで非常に楽しい船遊びですから、是非とも皆様、一度チャレンジなさってはいかがでしょうか。釣り道具なども無料でお貸ししますので、ご安心ください。

天ぷら船料金